合格発表
結論から言うと落ちました。
二次試験の受験者の中で、唯一私だけが落ちていました。
正直、人物面接も技術面接もうまくいった自身がありました。
実技の方もそれなりにできており、私よりも出来ていない人だっていました。
ではなぜ落ちてしまったのか。
それは健康診断の結果ではないかと思います。
白血球数低値、中性脂肪低値、LDLコレステロール低値...原因は国際大会に向けての減量による栄養失調です。
しかしその旨は医師の診断書を通して伝えており、二次試験当日の問診に関しても呼ばれることはありませんでした。
技術面接の最後に面接官の方から「せっかく落とした体重、リバウンドしないようにね」とお言葉ぞえもいただきました。
健康診断の結果は12月に郵送しており、内容については二次試験の時点で運営側も把握していたということです。
つまり、健康が理由で落ちたのなら、何の意味がある二次試験だったのでしょうか。
ただいたずらに私の期待を煽り、弄んだだけではないでしょうか。
受験者の中には競技をするのがかなり久しぶりという人や、1週間で15分ほど子どもとしか練習しない人、何の資格も持っていない人、志望動機も希望国も覚えておらず一切の書類を持ってきていない人までいました。
一方私は国際大会に向けて減量し優勝、年間10試合異常に出場、練習も週に1時間以上、審判と指導者資格中級保持。
...と自分で考えても熱心に競技を続けてきたと思います。
熱心に競技を続けた結果、健康診断で一時的な数値のみ判断されて落ちる。
こんなに惨めな、こんなにいたたまれないことがあるでしょうか。
努力した人が報われない。そんな印象を受けました。
合格するためなら国際大会に出場しなければ良かったのでしょうか。
真面目に競技を続けなければ良かったのでしょうか。
考えてもわかりません。悲しいよりも今は憤りを感じています。
もうだめだとも思っていません。
協力隊は海外で競技をする方法の一つであり、唯一の目標ではありません。
伝手を伝ってでも、コネを使ってでも道はあるはずです。
高校時代の担任の先生は私のことをこう言っていました。
「結果が出ない時ほど努力を重ねる、そんなあなたは素晴らしい人です」
先生、ありがとうございました。こんな時に大切な言葉を思い出せました。
現段階ではどこの国に行くかはわかりませんが、必ず海外で競技をします。
見地を広げて、世界中の人々を幸せにし、自分自身も幸せになる。それが目標です。